数日前のBBCにこのようなニュースが流れていてTwitter界隈で話題になっていました。
要は石川県の能登町がコロナ対策の臨時交付金のうち、2,500万円をつぎ込んで巨大なイカのモニュメントをつくりましたという内容の記事です。
能登町としては、落ち込んだ観光需要を取り戻すための、長期的な施策だと主張しているようです。
もちろん交付金全額ではないですし、長期的な観光資源の拡充といった目線も必要だと思いますが、全国で感染拡大が進む中、コロナ対策の交付金なわけですから、医療施設の拡充、医療従事者の支援や、生活困窮者の援助など、他にいくらでもやることがあるのではないかとは思ってしまいますよね
まぁイカ以外にも、コロナ感染拡大真っ只中での東京オリンピック開催強行ということに代表されるような、一般的にはちょっと理解し難いレベルの愚かな政策・施策が、今や日本中にあふれているわけです。
感染者数:6048人。
死者数:120人。
数字を見て愕然とします。前回1月7日の緊急事態宣言は、ある程度即効性があったのに、今回4月23日の緊急事態宣言は即効性全くなし。亡くなられた方のご冥福を祈ります。 pic.twitter.com/wmuNBztd2K— Koichi Kawakami, 川上浩一 (@koichi_kawakami) May 7, 2021
昨年、安倍政権下で阿鼻叫喚の欧米各国を横目に、ほとんど無策だったにも関わらず、ファクターX(要因が不明であるということ)によりコロナ感染の一定の沈静化を得られたために、それを「日本モデル」、「民度が違う」などともてはやした結果がこれです。
この安倍氏、麻生氏の発言覚えている人も多いんじゃないでしょうか。これって本当に愚かものの発言ですよね。
こういった明らかに愚鈍と言える政治家が、国中にはびこっているわけで、これではどんなに市民が頑張っても国は衰退していく一方です…
右とか左とか、〇〇党支持とか関係なく、この国に生きる人間として、国が傾き衰退していくことに賛成する人はいないと思います。「他に良い人がいない」などと言って、こんな愚かものたちに国を任せた結果、30年で日本はここまで落ちぶれました。
誰であろうと、何党であろうと、悪いことは悪い、愚かなことは愚かなのです。今政治の中心にいる人間たちが、愚かで悪事を働いていたら、それにNOという声を上げなければいずれ国は滅びます。
安倍晋三氏、麻生太郎氏、菅義偉氏、二階俊博氏…その他自民党の幹部たちは、果たして自分たちの国を、子供たちの未来を任せていい人間でしょうか。自分は絶対にそうは思えません。