ひとりごと(2021年6月26日) –行政は排除するよりも寄り添う福祉を

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色々事情があると思うんですけどね…

行政がこういう人たちの生活を奪うのはよくないと思います。

空き缶集めに罰則案、ホームレス「集めないと生きていけない」
【読売新聞】 約180人のホームレスが暮らす川崎市。現在、その“生業”であるアルミ缶集めを禁止する条例改正の動きが進む。高齢化も進み、路上暮らしがいっそう難しくなる中、ホームレスを巡る「今」を追った。(村松魁成) ◇ 夜になるとまだ

なんなら行政が空き缶を買い取ったり、空き缶を買い取ってくれてる業者に補助金つけたり支援する方向に議論進まないんですかね。

 資源ゴミの持ち去りは市には長年の課題だ。市収集計画課によると、市内のアルミ缶の持ち去りは、2019年まで過去5年平均で約280トン分(約2000万円相当)に及ぶ。

引用:空き缶集めに罰則案、ホームレス「集めないと生きていけない」(読売新聞オンライン)

路上生活者の生活資金になっているのなら、目くじらたてるような金額でもない気がしませんか?

 市としては、ホームレスから生業を奪うのでなく、これを機に路上生活をやめてもらうことを目指している。「缶を生活の糧にした自立ではなく、福祉を通じた自立の道を進んでほしい」

引用:同上

路上生活から抜け出して欲しいのは分かります。でもその手段として彼らの生活の手段を奪うってのはあまりに暴力的ではないでしょうか。

 (路上生活者の)タダシさんは市内の中学を卒業後、工場など職を転々とした。一時は民間の福祉施設に入ったが、「縛られて監視される気がしてね。外にいる方が気ままで楽」と路上生活を選んだ。市民団体からの差し入れと缶集めで生活しており、「悪いなぁ、後ろめたいなぁと思う。でも、缶を集めないと生きていけない。集積所は汚さないし、台車も目立たない場所にとめるし、マナーは考えてやってるよ」

引用:同上

行政は路上生活をする人たちが「縛られて監視される」などと感じないような福祉を目指して欲しいです。

この条例以外にも、公園のベンチに横になれないようにひじ掛けをつけるとか公園の蛇口を外すとか、行政は邪悪なだけで何の役にもたたない施策を平気で行いますが、百害あって一利もないと思います。

支援することでホームレスの方が路上生活から抜け出して、職を得て生活できるようになれば、支援する費用がかからなくなり、逆に納税してくれるようになるわけですから、行政はこういった支援にもっと力を入れるべきだと自分は思います。

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