日本共産党の宮本徹さんのTweetに、開示請求した公文書の写真があって話題になっています。
高齢者施設への看護師の日雇い派遣解禁について、決定過程にかかわる公文書として、内閣府が厚労委員会理事会にだしてきた文書は、タイトルまで黒塗り。出席者も。ちょっとひどすぎます。 pic.twitter.com/wRnddFtV5f
— 宮本徹 (@miyamototooru) April 14, 2021
宮本さんも書いてますが、文書のタイトルも黒塗りにするってどういう意図なんでしょうね。若干負のオーラみたいな邪悪なものを感じませんか?
この手の真っ黒な公文書画像ってネット上に腐るほどUPされていて、Google画像検索で「公文書 黒塗り」とかで検索すると、びっくりする量の黒塗り資料が出てきます。
権力による意思決定が、どのようなメンバーで行われて、議論の内容はどういうもので、どういうプロセスで決定されたのかなど、こういったことが可視化されることは権力を監視して腐敗を防ぐために必須ですよね(だから法制度化されているのでしょうけど
森友学園に関する公文書改竄(改ざん)で自死された、近畿財務局職員の赤木俊夫さんの話が象徴するように、権力側にとって都合の悪い内容に関しては、人が死のうと権力側は必死で隠蔽・改竄してきます。
逆に言えば、政治や行政に関わるあらゆる意思決定のプロセスを、できる限り文書や映像・音声データとして管理し、情報公開を徹底すれば、透明性が担保され権力の腐敗を止めることができるわけです。
デジタル技術により、紙管理だと貯蔵量に限界がある文書の保管も、事実上ほぼ上限なく貯蔵可能になっています。またこれからは映像や音声データで管理するといったこともできると思います。デジタル管理の方が、検索も簡単にできるので望ましいですしね。
この記事によれば、アメリカでは行政に関わる人間の電子メールも管理しているそうです。よく考えれば行政のような巨大な予算や権利を行使する人間が、公務で使用する文書なのですから管理するのは当然のことですよね。
日本も管理する予算や人員を増強して、記録を残すことと記録の開示を徹底しいって欲しいです。今の自民党政権と官僚に、それができるとは思えないので、今後誕生してくるであろう公平・公正な政治を目指す政権にはぜひ取り組んで頂きたいです。
最後に宮本徹さんのTwitterアカウントのプロフィール欄がかっこよかったので紹介しておきますね。
衆議院議員(東村山、清瀬、東久留米、東大和、武蔵村山/東京)2期。日本共産党。人生に影響をあたえたのはブルーハーツ、灰谷健次郎、本多勝一、宮沢賢治。人権、自由、民主主義。気候変動阻止。中国共産党は共産党の名に値せず
自分もそう思います(笑