コロナウィルスの蔓延と、補償なき行動制限に喘ぐ人々……この国難に一刻も早く自公の腐敗政権を排除して、正常な政治を取り戻して人々を救って欲しいわけですが、こんな一市民のささやかな願いも虚しく連合（日本労働組合総連合会）と国民民主党のこの態度に怒っています
その参院長野補選をめぐる事情とは、立憲の新人が共産県委などと結んだ協定について連合や国民民主党が「共産に近過ぎる」と反発し、共闘が崩れかけたことを指す。
毎回これだよ
自分は特定の政党のみを支持しているわけではなく、「民主主義を正しく機能させる」ことを念頭に、野党共闘での連立政権の樹立を願っています。
財政政策、安全保障、外交政策……もちろん自分にも考えはあり、政党レベル、また政治家個人レベルでも各政策の主張に賛成反対はあります。
ただこういった政策に関して、自分の意見をすべて通したいとも思っているわけではありません。大切なのは民主主義の理念の上で、こういたしそれぞれの主張が正しく議論されることです。
安倍・菅政権に象徴されるように、データを捏造し、公文書を改竄して、国会で偽証を繰り返す政府に、正しい民主主義の議論を期待することはできません。自分たちの不正を正そうともせずに、メディアを操作して欺瞞を貫く自民党政治は民主主義の最大の敵でしょう。
ただ、最大野党の立憲民主党ですら、自民党・公明党の圧倒的な集票力の前に、単独では8年以上まったく歯が立ちませんでした。これは紛うことなき現実です。
そんな自民党一強という時代が長く続いてきましたが、ここにきて自民党は数々の汚職と、稚拙なコロナ対応で自ら窮地に追い込まれています。昨日の記事でも書きましたが、千載一遇とも言えるこの状況なら、野党共闘が実現すれば選挙戦で勝てることが証明されてきました。
野党は小事を捨てて政権交代を目指して下さい！！！
消費税も、原発も、利権オリンピックも捨ててはおけない問題です。それはよく分かりますが、自民党政権下ではそれを公正に議論することもできないんです。
公正な議論の場を取り戻さないで、この場で主張をしてポーズをとっても、現状苦しんでいる人々を腐敗政権からは救えません。まずは民主主義の大前提を取り戻して、政治を正しく運用していくんだという、意志を人々に示して頂きたい。
何度も言いますが、そういった前提の上で、思う存分それぞれの主義主張を闘わせましょう。それが民主主義というものでしょう。
追記
ちなみに自分は共産党員とかではありませんが、日本共産党にはとても信頼を置いています。他の野党政党で、れいわ新選組や立憲民主党、議席は少なくなってしまいましたが社民党に関しても、同様に支持していますが、やはり信頼感では、日本共産党が一番と思っています。
この記事にもあるように、日本には共産党に対するアレルギー反応を示す人たちが本当に多いんですよね。実際に自分の周りにもそういう人はいますので、共産党について話を聞いてみると、だいたいソ連の惨状などに紐付けられた負のイメージをもっていて、日本共産党の歴史や掲げる理念、諸々の政策といったことを知らない人がほとんどです。（侵略戦争に一貫して反対し、スターリンからの圧力に屈しなかったのが今の日本共産党です）
日本共産党は議員一人一人の質が高く、党の方針も非常に平和的かつ民主的です。先入観で排除してしまうのは非常に惜しいと思いますので、もしこのブログを読んでいて、「共産党はちょっと…」って思っている方がいたら、一度共産党のHPを覗いて読んでみてから判断して欲しいです。
日本共産党公式ホームページ
https://www.jcp.or.jp/
四、 民主主義革命と民主連合政府
（一二）現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破――日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である。それらは、資本主義の枠内で可能な民主的改革であるが、日本の独占資本主義と対米従属の体制を代表する勢力から、日本国民の利益を代表する勢力の手に国の権力を移すことによってこそ、その本格的な実現に進むことができる。この民主的改革を達成することは、当面する国民的な苦難を解決し、国民大多数の根本的な利益にこたえる独立・民主・平和の日本に道を開くものである。
《志位氏は「総選挙での協力に向けた協議の開始について合意できたことは大変大事な一歩で、重要な前進だ。候補者の一本化は、前提として共通政策の確認などが必要だ。これらの議論を一体で進めたい」と述べました》 https://t.co/8OIhwvkfxX
— 志位和夫 (@shiikazuo) April 27, 2021
志位さん、枝野さん、頼むよー
